限りない日々の逃走劇

主にtacicaを褒め讃えるためのブログです

祝tacica結成18周年!&新曲「金糸雀」リリース!

Fooooo!!!
今日は最高で最愛のバンド、tacicaの結成記念日だぜ!
おめでとうtacica!!
この世に生まれてきてくれてありがとうtacica!!!

 

 

記念日に際して新曲「金糸雀」がMVと共にリリースされましたが、これまた最ッ高ですね!


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金糸雀”はカナリヤと読むらしいです。歌詞の中にタイトルの動物名が入ってるの珍しい、ていうか他だと「クローバー」くらいな気がする。

ダークで重々しい雰囲気なんだけど、どこか希望を感じさせるのがまたtacicaらしい。系譜で言えば「WAKIME」、「冒険衝動」の流れを汲んでて、リズム隊の音に厚みが増してると思う。

ドラムがクソカッコええ!サビの3回とも違うドラムパターンなんだけど、全部かっけぇ!さすが中畑さんだぜ。

歌詞は表現が幾分かストレートになりつつも、内容自体はめちゃくちゃtacicaらしい。印象的なのはやはりサビのこのフレーズ。

カナリヤ 綺麗に上手に鳴けもしない日

それだって僕には宝物さ

うーーーん、良い。
上手く鳴けない日を宝物とするのが如何にもtacica
その後、一番のパンチラインに「高い高い」という言葉を持ってくるのも面白いです。

そして何が良いってラスサビよ!
重い雰囲気が演奏と歌い方により、爽やかで希望に溢れた空気に変わる。この素晴らしさ。
猪狩さんの歌い方による部分が大きい気がしますね。
“八月暑い夏の日よ”の所の裏声良すぎ。

あと間奏・アウトロのギターソロかっけぇ!
野村さんのギター(多分)はやっぱ最高やで!

 

で、ちょっとした考察なんだけど、「金糸雀」はtacicaにとっての再誕の曲なんじゃないかな。

というのも、今回のリリースで猪狩さんは以下のようなコメントを残しているので。

金糸雀」は18回目の結成記念日に向け制作しました。
当たり前の物事や日常を再び取り戻していく過程に生まれた幾つかの曲、その先頭を走って貰う事にしました。
是非。

日常を取り戻す。マスクの着用義務が解除されたり、声出し応援が解禁された今の時期に相応しいですよね。

金糸雀」で歌われているのは、ただ取り戻す事ではなくて、”生まれ直す”事だと思います。”生まれる前の前の僕等を”って言葉もあるし、”高い高い”は産まれてきた赤ちゃんにするものだもんね。
生まれる前の魂まで立ち返って、その新たな始まりを愛おしそうに抱き上げる......って感じ。
そんな曲をバンドの誕生日とも言える結成記念日にリリースするの、粋ですねぇ…。
4分45秒で終わるのも結成日である今日、4月5日を意識してなんじゃないかな。

彼等の新たな誕生を、私は心から祝っております。
初めまして!
そして改めまして!!
これからもよろしく!!!

 

という訳で、tacica結成記念日おめでとう!「金糸雀」サイコー!って記事でした。
新譜リリースによるテンションの高さと勢いだけで書き上げた記事で、色々荒いけど許して♡

『ソコハカ』ツアーも超楽しみだぜ!!!

 

 

そういやこの「金糸雀」が「ソコハカ」じゃなかったら、一体ソコハカとはなんなんだ…?